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  SMTP認証 と SMTPs の設定

  (メール送信サーバの認証設定)
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受信サーバ設定 → メール受信サーバ(POP3/IMAP4)の設定
送信サーバ設定 → メール送信サーバ(SMTP)の設定

 

「SMTP認証」(SMTP-AUTH) と SMTPs の設定


この設定が必要かどうか(または使用することもできるかどうか)は、ISPによって違います。

  SMTP認証 (SMTP-AUTH) : 認証(ユーザ確認)の仕組みです
  SMTPs (Secure Connection) : 通信の暗号化の仕組みです

例えば、Gmailの場合は、 SMTP認証 と SMTPs の両方を 必ず設定しなければなりません。
PBS(POP before SMTP) による認証は使えません (下の表を参照)。

Yahoo!メールの場合、 SMTP認証は使用しなければなりませんが、 SMTPsは、使用することもしないこともできます。 (使用する場合はポート番号に 465 を指定し、しない場合は 587 を指定します)。

SMTPポート番号の設定 : Gmail
Gmail   SMTP-AUTH PBS 認証なし
SMTPs   465    
暗号化なし        
* 空白は設定不可
(この表より、GmailではSMTPsとSMTP-AUTHの組み合わせのみが有効なことがわかります)

SMTPポート番号の設定 : Yahoo!メール
Yahoo!メール   SMTP-AUTH PBS 認証なし
SMTPs   465  
暗号化なし   587    
* 空白は設定不可

 

「SMTP認証」(SMTP Authentication, SMTP-AUTH) とは


「SMTP認証」(SMTP-AUTH) は、RFC2554によって規定されている、メール送信の際にサーバとユーザとの間で認証を行い、 認証された場合のみメール送信を許可する仕組みです。
(認証を行う目的は、無差別広告メールの送信に利用されることを防ぐことです)

多くの場合で 587番 のポートが使用されますが、それ以外のポートが使用されていることもあります。
(SMTPsと併用する場合は、SMTPsの標準ポート 465 が使用されるのが一般的です)

この設定が必要かどうか(または使用することもできるかどうか)は、プロバイダ(ISP)によって違います。

Gmail(Googleの提供するフリーのメールサービス) を使用する際には、この設定が必須です (SMTPsを使うのでポート番号は465)。

Yahoo!メールでも、 SMTP認証を使用しなければなりません。
ポート番号は、SMTP認証で標準的な 587 を使用します。 SMTPsと併用する場合は 465 を使用します。

OCNhi-ho などのプロバイダでも SMTP-AUTH を使用することができます。
使用しない(25番ポートを使う)という選択も可能です。
現在、プロバイダで提供されているメールサービスでは、SMTP-AUTHを使用するかどうかは ユーザー側で自由に選択できる場合が殆どですが、 今後は使用が必須になったり、使用しない場合は制限が厳しくなる (hi-hoでは使用しない場合の送信数上限はかなり厳しいものになります) 可能性もあります。

smtpauth.registerapi.com では、SMTP認証を必要としますが そのポートは標準的な 587 ではなく、 2025 を使用します。
このようにサーバによっては 変則的なポート番号を使用するサーバもありますので、 設定がわからないときは メールサーバのサイト(プロバイダのサイト)で調べたり サポート窓口に問い合わせるなどの手順が必要になることもあります。

   

SMTP認証(SMTP-AUTH) の設定


SMTP認証(SMTP-AUTH)の設定は、 SMTPサーバ設定フォーム「サーバ設定追加」タブ 内にある、
   SMTP認証とSMTPsの設定 ... ボタン
から開くフォームで行います。


「サーバ設定追加」タブ (画像のクリックで拡大)

「SMTP認証の設定」フォーム (画像のクリックで拡大)

SMTP認証の方式は、 CRAM-MD5, PLAIN1, PLAIN2, LOGIN から選択します。 (「SMTP認証の設定」フォームにあるラジオボタンから選択します)
どの認証方式がサポートされているかは、プロバイダからの案内を参照してください。

既にサーバに接続実績のある場合(正しくメールの送信ができていた場合)、 そのときのEHLOコマンドの応答からSMTP認証のサポート状況を判断することができます。 このEHLOコマンドの応答を見るには、「サーバ一覧」のタブにあるサーバリストから、[See reply]ボタンを押します。


[See reply]ボタンでEHLO/HELOコマンド応答を表示した例 (SMTP認証にPLAIN, LOGIN, CRAM-MD5が使用できることが応答されています)。

SMTP認証の方式が不明な場合は、 CRAM-MD5 を選択しておいてください。 EHLO/HELOコマンド応答の内容から、 CRAM-MD5がサポートされていないと判断される場合は 自動的にLOGINで認証を行います。 LOGINもサポートされていなかった場合は、PLAIN1で認証を行います。

例えば、GmailYahoo!メール の場合、 SMTP認証には LOGIN と PLAIN がサポートされていますが、 「プロセルピナ」の設定で CRAM-MD5 を指定しておいても問題ありません (自動的にLOGIN認証に切り替わります)。

注:「プロセルピナ」の処理では、 逆方向(PLAIN1からLOGINに、LOGINからCRAM-MD5)に切り替わることはありません。

 

IDとパスワード


SMTP認証に使用するIDパスワードを設定する必要があります。
ここで設定するIDは、メールアドレスの場合と、それ以外の場合とがあります。

Gmailの場合は、 IDには自分のメールアドレス(=GmailアカウントID)を、 パスワードにはGmailにログインするときのパスワードを指定します。

Yahoo!メールの場合は、 IDには自分のメールアドレスの @マーク より前の部分(abc@yahoo.co.jpならabc)を、 パスワードにはYahoo!にログインするときのパスワードを指定します。


 

☑ SSL3/TLS1を使用 (SMTPs)


送信メールの暗号化を指定するチェックボックスです。
使用できるかどうか(使用しなければいけないかどうか)は、プロバイダからの案内を参照してください。

Gmail の場合は、 TLS1 または SSL3 のうちどちらかを必ず選択する必要があります (SMTPsの使用が必須です)。

Yahoo!メール では、 TLS1 または SSL3 を選択することもできます (Yahoo!メール では、SMTPsの使用は 必須ではありません)。

接続先に指定されているポート番号から、使用できるかどうかが判定できる場合もあります。 使用できる場合、SMTPサーバのポートは 465 が指定されていることが多く、一方、 ポートが 25 の場合は使用できないことが殆どです。

SMTP認証(SMTP-AUTH)とSMTPs併用する場合、SMTP認証の標準ポートは 587 ですが、それではなく、 SMTPsの標準ポート番号 465 が使用されるのが一般的です。

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