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ID & Password
ダウンロードマクロでサーバにアクセスするとき、アクセス先のサーバの ログインIDとパスワード が必要になることがありますが、それらの値を『プロセルピナ』に記憶させておくことができます。 このページでは、そのようなダウンロードマクロを記述する手順を説明します。 『プロセルピナ』にログインIDとパスワードを記憶させる必要がない場合は Ex:InputFormコマンド や マクロパラメータ などの方法で、ユーザーから毎回、値を入力してもらいます。 パラメータでパスワードを指定する方法についてマクロを記述する方にとって楽なのは、 マクロ起動時のパラメータで、マクロ内部で使用するIDとパスワードを指定してもらう方法です。 ただしこの方法では、マクロのパラメータに何が必要か、ユーザーが覚えていなければなりません。 マクロはパラメータ無しで起動できるようにしておき、IDやパスワードは必要になった時点で Ex:InputFormコマンド のダイアログフォームで 対話的に取得するようにしておくと、ユーザーにとって使いやすいマクロになります。 ですが ユーザーは、マクロに使い慣れてくると、パラメータでIDとパスワードを指定する方が ダイアログより使いやすいと感じるようになるかもしれません。 そのため マクロを書くときは、IDとパスワードをダイアログで対話的に取得するように記述している場合でも、 マクロパラメータでそれらが指定されていた場合にはそちらを優先し、 Ex:InputFormコマンド などによる対話的取得はスキップするようにするといいでしょう。 更にマクロを使いやすくするには、次に説明するように、 『プロセルピナ』にIDとパスワードを暗号化して登録しておく方法を使用します。 登録は、 Ex:SetPasswコマンド や、 Ex:SetPasswDialogコマンド によってマクロから行うことができるほか、 ユーザーがView部メインフォームのメニューから 「Macro」→「パスワード設定」 の操作で行うことができます。 ダウンロードフォームから起動するマクロでのマクロパラメータダウンロードフォームから起動されることを前提に書かれたダウンロードマクロは、 最初のマクロパラメータ(input[0])で、ダウンロード対象のURLを受け取ります。 このため、IDとパスワードが必要な場合は、 input[1] 以降で受け取るように、マクロを記述します。 例えば、ダウンロードフォームの「オプション」欄に USER_NAME;;USER_PASSWORD と指定した場合、 マクロパラメータinput[1]で USER_NAME 、 input[2]で USER_PASSWORD を受け取ります。 Ex:SetPasswコマンドで登録する登録キーとそれに関連付けるIDとパスワードが既知の場合、 Ex:SetPasswコマンド を使用します。 Ex:SetPassw: key="test.Password.01" id="user_id_xxx" passw="this_is_password"; key= で登録キーを、 id= にID、 passw= にパスワードを指定します。 Ex:InputFormコマンドで対話的にIDとパスワード値を取得し、この Ex:SetPasswコマンド で設定するといった使い方をします。 IDとパスワードの読み出し (Ex:ReadPasswコマンド)登録したIDとパスワードの読み出しは、 Ex:ReadPasswコマンド で行います。 Ex:ReadPassw: key="test.Password.01" O:id=str["id"]; O:passw=str["passw"]; 取得できたかどうかは、文字列の長さから判定します。 key= に登録の無い登録キーが指定された場合、IDとパスワードの文字列長は0になります。 |
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