プロセルピナ
Top Internet
Mail
Private
Proxy
Capture
Device
Download Config
and
Words
Online
Help
Online
Home
[BACK]
Top > Mail > Filtering > Commands > DNSBL

 
Filtering Command
DNSBLコマンド
Mail Filter
Top | Menu | IpBlacklist | Bayesian | Edit | Commands   


 
【記述例 1】  (移動: dir=にフォルダ名メタ定義を含む例)

  if  DNSBL.Listed("spam.example.com")  move  dir="{{GTMAIL_HOME}}\\Junk"
(注:実際には折り返さず 一行で記述します)

 
【記述例 2】  (移動: dir=にフォルダ名メタ定義を含まない例)

  if  DNSBL.NotListed("spam.example.com")  move  dir="C:\\received\\GoodMails"
(注:実際には折り返さず 一行で記述します)

 
【記述例 3】  (フラグを立てる)

  if  DNSBL.Listed("spam.example.com")  flag


 
メールのReceivedヘッダに記録されたIPが DNSBLサーバ(上記例でのspam.example.com) に登録されているかどうかを判定し、その結果によって指定された処理を行います。
DNSBLコマンドには DNSBL.ListedコマンドDNSBL.NotListedコマンド の2種類があります。
フィルタエディタからは、 [DNSBLチェック]ボタンで設定します。

・ DNSBL.Listedコマンド
DNSBLに登録されていた場合に指定の処理を行います。

・ DNSBL.NotListedコマンド
DNSBLに登録されていない場合に指定の処理を行います。



上記の【記述例 1】では、メールが経由したサーバのうちどれかが spam.example.com のDNSBLに登録されていた場合に、 メールを {{GTMAIL_HOME}}\Junk のフォルダに移動しています。
("で囲まれた範囲内では、 \記号\\ とエスケープ表現します)

上記の【記述例 2】は、DNSBL.NotListedコマンドの例です。
メールが経由したサーバ(複数)がどれも spam.example.com のDNSBLに登録されていなかった場合に、 メールを C:\received\GoodMails のフォルダに移動しています。

上記の【記述例 3】では、メールが経由したサーバのうちどれかが spam.example.com のDNSBLに登録されていた場合に、 メールのフラグを立てています。


このDNSBLコマンドは、 指定されたサーバ(上記例でのspam.example.com)に オンラインでアクセスします。 フィルタリングの処理速度は、サーバの応答時間に依存します。
LAN内などで独自のDNSBLサーバを運営している場合には、 SPAMコマンドで判定するよりも DNSBLコマンドで判定した方が便利です。



【応用例 1】
  中国から来た(または経由した)メールを全て ゴミ箱に移動させずに完全削除します。 それ以外のメールは dnsbl.example.com のDNSBLサーバでチェックし、登録があった場合に ゴミ箱(F:\work\GTmail\ゴミ箱)に移動しています。

 
if  IpList.via("CN")  delete
if  DNSBL.Listed("dnsbl.example.com")  move  dir="F:\\work\\GTmail\\ゴミ箱"

 
Fig.1: 応用例1

Refer  IpList.viaコマンド
経由国によるチェックは
  IpList.via("○○")
で行うことができます (○○は国を表す略称、中国ならCN)。
[BACK]
プロセルピナ