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振り分けフィルタの新規作成・編集
(フィルタエディタ)
Mail Filter
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 F4 キー などから実行することができる メールフィルタ(振り分けフィルタ、 以下単に フィルタ とのみ表記) は、 フィルタエディタのフォームで作成・編集します。

 

フィルタエディタを開く


フィルタエディタのフォームは、 View部メインフォームのメニューから、
  「メールの操作(Mail) > 受信メールの振り分け(Filtering) > 振り分けの設定(Settings)」
と選択すると開きます (ショートカットキーの操作で Alt+M,F,S )。

(クリックで拡大)

 

フィルタエディタで編集する


既存のメールフィルタを修正する場合(または修正後に別のメールフィルタとして保存する場合)は、 フィルタエディタのフォーム右上の  Load ボタン を押して、フィルタファイル(txtファイル) を選択します。
フォームのテキストボックスに、 選択したフィルタがロードされます。

 F4 キーで実行される デフォルトのメール・フィルタリングの処理を変更する場合は、
  DefaultFiltering.txt
のファイルを選択してください。

次に、テキストボックスのすぐ下にある 設定を追加/変更するチェックボックス をチェックし、フォームで編集できるようにします。

全く新規にフィルタを作成する場合は、既存のフィルタをロードすることなく、 そのまま 設定を追加/変更するチェックボックス をチェックします。

(クリックで拡大)
Fig.1: [設定を追加/変更する] をチェックすると、フォームの下半分に 振り分け対象を選択するフォームが開きます

メールフィルタは、フォーム下部のボタン操作から 設定(=フィルタコマンド) を追加することができるほか、 フィルタエディタ上部のテキストボックスを 直接に記述・修正することでも編集することができます
フィルタの行の入れ替えなどは、テキストボックスで直接に行います。 ボタン操作からのフィルタコマンドの作成→追加では、 常にフィルタの最終行に追加されます。

振り分けコマンドは、1行にひとつだけ記述します。 ひとつの振り分けコマンドを、改行を入れて複数行に分割することはできません。

作成したメールフィルタは、  Save ボタン で保存します。
作成中のメールフィルタを廃棄して、新しくフィルタファイルを読み込みなおす場合は、 設定を追加/変更するチェックボックス のチェックを外し、  Load ボタン からフィルタを読み込みなおしてください。

 

フィルタの編集例


ベイジアンフィルタを追加する

 F4 キーで実行される デフォルトのフィルタリングに、 ベイジアンフィルタ(学習型のメールフィルタ) を追加する例を示します。
→ ベイジアンフィルタを追加する

知らない人からの添付メールを廃棄する

 F4 キーで実行される デフォルトのフィルタリングに、 知らない人からの添付メールを廃棄する処理を追加する例を示します。
→ 知らない人からの添付メールを廃棄する

 

フィルタリングの種類 (フィルタ・コマンド)


キーワードで振り分け
件名や発信アドレスなどと、指定の文字との比較でメールを振り分けます。
→ メールフィルタのコマンド

迷惑メール判定 (SPAMメールの移動/廃棄)
IPブラックリストベイジアンフィルタなどによる判定結果で、 メールを振り分けます。
→ メールフィルタのコマンド

その他の条件で振り分け
メールにつけられたフラグや、返信・転送の状態などで、メールを振り分けます。
→ メールフィルタのコマンド

他のフィルタを取込
メールフィルタの一部を別のファイルに保存しておき、それをフィルタリング実行時に呼び出すことができます。

Initially{...}
Initially{ ~ } で囲まれた範囲は、フィルタリング開始時に一回だけ実行されます。
→ Initially{ ... }   (フィルタリング処理の流れ)

Finally{...}
Finally{ ~ } で囲まれた範囲は、フィルタリング終了後に一回だけ実行されます。
→ Finally{ ... }   (フィルタリング処理の流れ)

 

フィルタリング処理の流れ


フィルタの動作順序、ラベルジャンプ、他のフィルタを取込(include) などを、事例をあげて説明しています。
→ フィルタリング処理の流れ (実行制御、フィルタ書式)

 

メールフィルタの実行


保存したメールフィルタを実行するには View部メインフォームから 「設定済みの振り分けを実行」メニューを選択します。
DefaultFiltering.txtの名前で保存されているメールフィルタは、 [F4]キーを押すだけで実行可能です。

フォームで作成中のメールフィルタを実行させる場合は、 [Run Now]ボタンを使用します。
[Save]ボタンで保存する前に、 動作確認をする場合などに使用します。

 

一般のテキストエディタで編集する場合


「プロセルピナ」のフィルタエディタ以外でメールフィルタを編集する場合には、 幾つかの注意点があります。
→ メールフィルタをテキストエディタで編集する場合の注意点

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