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Filtering Command
IpList 定義済み文字列
Mail Filter
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概要


定義済み文字列 IpList は各メール毎に定義される文字列で、 メールが発信されてから到達するまでに経由したサーバの IPアドレス群 を意味します。

具体的には、
  203.130.37.5,143.29.92.243
といった内容の文字列です。この情報はメールの Receivedヘッダ から収集されたものです。
複数ある場合、各IPアドレスは ,(半角カンマ) で区切られます。

 

使用例


単純に、定義済み文字列の内容を printコマンド で表示するだけのフィルタの例を示します。


発信アドレスと経由したIPアドレスを列記するフィルタ

この1行だけのフィルタは、具体的にメールを振り分けるものではありません。 ただ単に、メールの発信アドレスと経由したIPアドレスを列記していきます。
From は、 メールの発信アドレスを意味する定義済み文字列です。

【Tips】 上記のフィルタの具体的な動作を、 フィルタエディタテキストエリアに コピー&ペーストで設定し、  Run Now ボタン で実行させて 簡単に確認することができます。

フィルタの実行結果は、次のようなものになります。
迷惑メール(SPAM)が分類されているフォルダを開いて、フィルタを実行した例です。


発信アドレスと経由したIPアドレスを列記

メールが10件あれば、10行表示されます。

 

viaメソッドでの使用


メールの振り分けでは、この定義済み文字列は viaメソッド と組み合わせて使用します。
  if IpList.via(" ...
の書式で使用します。
(便宜上、ひとまとめにしたものを IpList.viaコマンド と呼びます)

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