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 setコマンド
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概要


文字列配列(str[ ], strl[ ])、 整数値配列(int[ ], intl[ ])、 バイト列配列(bin[ ], binl[ ]) に値を設定します。
+= による文字列配列、バイト列配列の結合も このコマンドで行います。

注:数値の加算(+=)・減算(-=)は culcコマンド を使用します。

 

記述例


文字列の設定
  set: str[1]="あいうえお";

整数値の設定
  set: int[1]=123;

バイト列の設定
  set: bin[1]="日本語文字列".ToBinary("EUC-JP");
この例では文字列 日本語文字列 をEUC-JPでエンコードした場合のバイト列が bin[1] に設定されます。

文字列の結合(追加)
  set: str[1]+="かきくけこ";

  set: str[1]+=int[1];
この例では int[1] に格納されている整数値が 文字列に変換されて str[1] に追加されます。

  set: str[1]+=int[1].ToString("X");
この例では int[1] に格納されている整数値が 16進数表現の文字列に変換されて str[1] に追加されます。

バイト列の結合(追加)
  set: bin[1]+="かきくけこ".ToBinary("Shift_JIS");
この例では文字列 かきくけこ をShift_JISでエンコードした場合のバイト列が bin[1] に追加されます。

 

省略表現


setコマンドに限り、先頭のコマンド識別ラベル(この場合の set:)を 省略することができます。
次の2行は同じ意味です。
  set: bin[1]+="かきくけこ".ToBinary("Shift_JIS");
  bin[1]+="かきくけこ".ToBinary("Shift_JIS");

 

右辺値の羅列表記のサポート


マクロヴァージョン20090101以降 では、右辺の値はスペース文字で区切って、複数個を記述できます。

次のコードスニップでは、 右辺に " で囲まれた3つの文字列があります。 文字列変数 str[10] には、この3つを結合した、 AB CD EF GH の11文字が設定されます。
2行目ではそれをputコマンドで表示しています。



右辺値は、単に羅列するだけです。+記号は記述しません。
これは、数値の場合でも同じです。
次の例は、数値変数 int[10] に、1から10までを加算した値を設定し、それを 2行目のputコマンドで表示しています (55が表示されます)。



左辺が文字列変数か数値変数かによって、 右辺の各文字列・数値が 変換されてから代入・加算されることがあります。
次の例では、右辺の 1, 3, 5, 7, 9 は文字列で、 2, 4, 6, 8, 10 が数値です。



左辺が文字列変数の場合(上記例ではstr[10])、右辺の数値 2, 4, 6, 8, 10 は文字列に変換されます。
左辺が数値変数の場合(上記例ではint[10])、右辺の文字列 1, 3, 5, 7, 9 は数値に変換されます。

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