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■ AntiAdフィルタ書式 (ページ編集系)
[!]コマンド
AntiAd Filter


「ページ編集系」のフィルタ定義は、 主に「サイト個別フィルタ」で使用されます。
(この記事には、 『プロセルピナ』version1.06 以降のみでサポートされる内容を含みます)

 

書式と概要


[!]コマンドは、 Webページのソースコードから、指定された範囲を 削除または置換 します。
フィルタ種別識別子: [!]

削除:

置換:

[TargetHost] に該当するWebページから、[Marker] の文字列を探し、その文字列を含む前後の範囲を削除します。
削除される範囲は、 [StartMark]から [EndMark]までです。 [StartMark]と、[EndMark]の文字列も削除されます。
([StartMark][EndMark]を含めない(内側だけ削除する)場合は <!>コマンド を使用します)

置換する場合は、 [ReplaceString](置換文字列) を指定します。 置換文字列は ♐»» (置換記号) の後に指定します。

[TargetHost] で指定するホストの指定方法については、
  → ページ編集系コマンドでのホスト指定
を参照してください。

[Marker][StartMark][EndMark][ReplaceString] には日本語を指定することができます。 詳しくは
  → ページ編集系コマンドでの文字列指定
を参照してください。

 


次の例では、 .example.com のサイト(www.example.com など) から応答された情報から、/server/ads/ の文字列を探し、その文字列の前後を削除します。
<!-- Ad Start --> から <!-- Ad End --> までが削除されます。

Fig.1: /server/ads/ の前後を削除する[!]コマンド

例えば、次のようなソースコード(Fig.2)がある場合は、

Fig.2: ソースコードのサンプル (8行)

上記例 Fig.1 の [!]コマンド が適用されると、

の4行に編集されます (2つの空行を含む)。
空行が含まれるのは、 <!-- Ad End --> の後ろに改行があり、これが残るためです。

ここで、コマンドが、[Marker] に Contents1 を指定した、
のような記述だった場合、ソースコード(Fig.2)の編集結果は、

の2行になることに注意してください。
Contents1 の位置(ソースコード4行目)から前方に <!-- Ad Start --> を探した場合、一番先頭の <!-- Ad Start --> が検出されます。 Contents1 の位置から後方に <!-- Ad End --> を探した場合、下から2行目の <!-- Ad End --> が検出されます。 削除はこの範囲で行われます。


置換する場合は、次のように ♐»» の3文字を区切り記号として使用します。 これらの記号の文字コードには注意してください、 » は別の記号になります。
Fig.3: /server/ads/ の前後を置換する<!>コマンド

置換を指定した[!]コマンドの実行結果は、次のようなものになります。


 

適用範囲


このコマンドは、 htmlファイル、cssファイル、jsファイル、text/plainファイル に対して適用されます。

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