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 Ex:MessageBoxコマンド
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書式


  Ex:MessageBox:   (Parameters)  

【パラメータ】
O:waitId= : string, Ex:InputForm.Waitコマンドで指定する識別子
mode= : string, "YesNoCancel"、"YesNo"、または "OK" を指定 (Optional)
title= : string, フォームのタイトル (Optional)
text= : string, 表示するメッセージ (Optional)
sub.text= : string, サブテキストエリアに表示するメッセージ (Optional)
sub.caption= : string, サブテキストエリアのキャプション (Optional)
cBox.text= : string, チェックボックスに表示する文字列 (Optional)
cBox.checked= : string, チェックボックスの初期値 (Optional)
waitSec= : int, ダイアログを表示する秒数 (Optional)

 

概要


メッセージを表示し、ユーザーが Yes、No を選択できるボタンを表示します。
このコマンドの後には、 Ex:InputForm.Waitコマンド を記述して、ユーザーからの操作を待ちます。

操作を待つ時間は、このコマンドの waitSec= パラメータと、 Ex:InputForm.WaitコマンドwaitSec= パラメータの両方で指定します。

短いメッセージを表示するだけの場合は、 Ex:Popupコマンド が便利です。

 

記述例


次の例は、 「YesかNoを選択してください」 と表示し、[Yes] と [No] のボタンを表示して、ユーザーの選択を15秒待つ例です。
[Yes]を選択すると、実行結果に 「Yesが選択されました。」 と設定します (putコマンド)。



【コピペで確認】 上記のサンプルコードは メモ帳モードで開いたテキストフォームにコピー&ペーストして、 テストモード実行で 動作確認することができます。

Ex:MessageBoxコマンドの O:waitId=パラメータ で指定した文字列変数(上記例では strl[11])に、waitIdが設定されます。 この値を Ex:InputForm.WaitコマンドwaitId=パラメータ に指定します。

mode=パラメータで YesNo の文字列を指定しているので、 フォームには Yes と No の2つのボタンが表示されます。
どちらが選択されたかは、 Ex:InputForm.WaitコマンドO:result=パラメータ で指定された文字列変数(上記例では strl[12])に設定されます。
[Yes]のボタンが選択された場合は、 YES: の4文字で開始される文字列が、 [No]のボタンが選択された場合は、 NO: の3文字で開始される文字列が設定されます。
タイムアウトした場合は、 NG: の3文字で開始される文字列が設定されます。

ユーザーの操作を何秒待つかは、 Ex:InputForm.WaitコマンドwaitSec=パラメータ で指定します。
15秒待つ場合は、
  waitSec=15
と指定します。
一般的に、Ex:InputForm.Waitコマンドで操作待ちをする時間と、 ダイアログボックスを表示する時間(このコマンドのwaitSec=パラメータで指定)は 同じ値を指定します。

表示するメッセージは text=パラメータ に文字列で指定します。
文字列先頭に 半角!記号 をつけた場合、フォームに アイコン が表示されます。
文字列先頭に 半角?記号 をつけた場合は、 アイコン が表示されます。

text=パラメータ で表示されるエリアでは表示しきれない 複数行にわたる長文のメッセージは、サブテキストエリアで表示することができます。
サブテキストエリアに表示したい場合は、 sub.text=パラメータ に文字列を指定します。
sub.caption=パラメータ でサブテキストエリアの内容の簡単な説明をつけることができます。

パラメータに sub.text.isFile を指定し、 sub.text=パラメータ にテキストファイルを指定すると、 そのファイルの内容をサブテキストエリアで表示します。
次の例は、サブテキストエリアに GTmail.cfg の内容を表示する例です。



【コピペで確認】 上記のサンプルコードは メモ帳モードで開いたテキストフォームにコピー&ペーストして、 テストモード実行で 動作確認することができます。

 

mode=パラメータの指定


mode=パラメータ に指定できるのは次の3つの文字列です。

  YesNo
  YesNoCancel
  OK

YesNo を指定した場合、フォームには [Yes] と [No] の2つのボタンが表示されます。
YesNoCancel を指定した場合は、[Yes] と [No] と [Cancel] の3つです。
OK を指定した場合は、[OK] のボタンだけが表示されます。

ユーザーが [Yes] のボタンを選択してフォームを終了した場合、 Ex:InputForm.Waitコマンド の O:result=パラメータ で指定した文字列変数には YES: で開始される文字列が設定されます。
[No]のボタンを選択した場合は、 NO: で開始される文字列が設定されます。
[Cancel]のボタンを選択した場合は、 CCL: で開始される文字列が設定されます。
[OK]のボタンを選択した場合は、 OK: で開始される文字列が設定されます。

いずれの場合も、無操作でタイムアウトした場合は、 NG: で開始される文字列が設定されます。

 

チェックボックスの使用


フォーム下側にチェックボックスを表示することができます。
cBox.text=パラメータ に、チェックボックスに表示する文字列を指定します。
初期値は cBox.default=パラメータ に true または false で指定します。 指定が省略されている場合は false(チェックなし) です。
次の例は、チェックボックスのあるフォームを表示し、[Yes]のクリックで終了したときに チェックボックスがチェックされていた場合には結果に
  「YESが選択されました。」「チェックされました。」
と表示する例です。



【コピペで確認】 上記のサンプルコードは メモ帳モードで開いたテキストフォームにコピー&ペーストして、 テストモード実行で 動作確認することができます。

O:result=パラメータ で得られた結果が YES: または NO: または OK: で開始される場合、 その直後にチェックボックスの状態が格納されています。
チェックボックス未使用の場合は -1、チェックありの場合は 1、チェックなしの場合は 0 が設定されます。
半角:記号 区切りになっているので、 結果を splitコマンド で切り出して値を取得します。

ここでは、splitコマンドstrl.index=パラメータで文字列 結果 を指定しているので、splitされた内容は、
  strl["結果.0"]
  strl["結果.1"]
に設定されます。

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