プロセルピナ | ||||||||||
Top |
Internet |
Private Proxy |
Capture Device |
Download |
Config and Words |
Online Help |
Online Home |
|||
[BACK] | |||||||
☞
Top >
FileDownload >
Macro >
Ex: Command >
AntiAd >
UA-Repl
【はじめに】 「User-Agent 置換」とは「User-Agent 置換」は、 Private Proxy(Service部) がネット側にhttpリクエストを送信する際、 そのヘッダ部の含まれる User-Agentヘッダ の値を HTTPリクエスト単位で 任意の文字列に置換する機能です。 Ex:AntiAdコマンドの UA-Repl-addHostモード を使用してPrivate Proxyにターゲットのホストと、 置換文字列を登録します。 この登録は、 Ex:AntiAdコマンドの ReqHdrEdit-removeHostモード を使用して解除することができます。 現在の登録状況は Ex:AntiAdコマンドの UA-Repl-dumpモード で参照することができます。 書式Ex:AntiAd: (Parameters) 【Parameters】 mode= : string, コマンドモード UA-Repl-addHost : ターゲットのホスト、置換文字列を登録 UA-Repl-removeHost : 登録解除 UA-Repl-dump : 登録情報をファイルにダンプ UA-Repl-addHostモードでのパラメータ O:waitId= : string, Ex:InputForm.Waitコマンドの waitId= に指定する文字列変数。 O:result= : string, コマンド実行結果 (OK: -or- NG:~) host= : string, ターゲットホスト UserAgent= : string, User Agent ヘッダの値を置換する文字列 table.save : flag, 登録情報を保存 (Optional) UA-Repl-removeHostモードでのパラメータ O:waitId= : string, Ex:InputForm.Waitコマンドの waitId= に指定する文字列変数。 O:result= : string, コマンド実行結果 (OK: -or- NG:~) host= : string, ターゲットホスト table.save : flag, 登録情報を保存 (Optional) UA-Repl-dumpモードでのパラメータ O:waitId= : string, Ex:InputForm.Waitコマンドの waitId= に指定する文字列変数。 O:result= : string, コマンド実行結果 (OK: -or- NG:~) dir= : string, 出力先フォルダ table.save : flag, 登録情報を保存 (Optional) UA-Repl-addHostモード (登録)UA-Repl-addHostモードは、 host=パラメータ で指定したホストへのhttpリクエストに対し、そのhttpリクエストを送信する直前に User-Agentヘッダの値を置換することを登録するコマンドです。 host= の指定は、完全一致の他に、 . (半角ドット記号) から開始することで、後方一致で指定することができます。 例えば、 host=".example.co.jp" と指定した場合、 video.example.co.jp mp4.example.co.jp aaa.bbb.example.co.jp aaa.bbb.ccc.example.co.jp のようなホストが対象になります (注: .example.co.jp の指定では example.co.jp は対象外です)。
全ホスト指定
(マクロVersion 20120323 以降) パラメータ host= に * を指定したときは「非優先全ホスト指定」になり、 !preferred を指定したときは「最優先全ホスト指定」になります。 「非優先全ホスト指定」を指定すると、対象となるホストが登録されていないときにもUser-Agent値が置換されるようになります。 「最優先全ホスト指定」での登録があると、ホスト個別の登録があってもそれらを全て無視し、 常に「最優先全ホスト指定」で登録されている値でUser-Agent値を置換します。 【例1】 host=".example.com" で登録した値 AAA と、host="*" で登録した値 BBB だけが登録されているときに、 www.example.com にアクセスすると User-Agent値は AAA に置換されますが、 それ以外のホストへのアクセスでは BBB に置換されます。 【例2】 host=".example.com" で登録した値 AAA と、 host="!preferred" で登録した値 BBB だけが登録されているときは、 どのホストにアクセスするときもUser-Agent値は BBB に置換されます。 O:result=パラメータで、 コマンド実行結果を設定する文字列変数を指定します。 正しく実行できた場合は OK: の文字列(3文字)が、それ以外は NG: で開始される文字列が設定されます。 OK: が設定されている場合は、コマンドが正常終了し、Private Proxyに 登録依頼が行われています (Private Proxyでの処理が正しく行えたかは、後述の Ex:InputForm.Waitコマンド で確認します)。 O:waitId=パラメータで、 応答待ちIDを設定する文字列変数を指定します。 コマンドが正常終了すると、応答待ちIDが設定されます。 このコマンド実行後は Ex:InputForm.Waitコマンド を実行し、 Private Proxyからの応答を取得する必要がありますが、 このときに O:waitId=パラメータ で受け取った値が必要になります。 これは、Ex:InputForm.Waitコマンドの waitId=パラメータ に、 Ex:AntiAdコマンドUA-Repl-addHostモード の O:waitId=パラメータ で指定した文字列変数をそのまま指定すればOKです。 Private Proxyで正しく受付られたかどうかは Ex:InputForm.Waitコマンドの O:result= で取得できた文字列値で判定します。 正しく受付られた場合は OK: の文字列(3文字)が、それ以外は NG: で開始される文字列が設定されます。 コマンドで table.save を指定したときは、コマンド終了時の登録状況をファイルに保存します。 保存された内容は次のService部起動時に自動的に読み込まれます。 table.save を指定しないときでも、 Service部は終了するときに登録情報を自動的に保存し、起動されたときにそれを読み込むので、 一度登録した内容は(UA-Repl-removeHostモードで)解除するまで有効です。 ただし、WindowsのシャットダウンでService部を終了させたときは、保存されないときがあります。 UA-Repl-removeHostモード (解除)UA-Repl-addHostモードで登録したhttpリクエストヘッダ編集は、 UA-Repl-removeHostモードで解除できます。 コマンド例 UA-Repl-dumpモード (登録状況参照)登録情報を参照するには UA-Repl-dumpモード を使用します。 Private Proxyは、UA-Repl-dumpモードのコマンドをうけつけると dir=パラメータ で指定したフォルダに、登録状況を書き出します。 【例】 User-Agentヘッダ値をiPhoneに設定する例次のマクロは、パラメータ reg で起動すると、 「.com , .net , .jp の各ドメインのホストにアクセスするときに User-Agentヘッダ値をiPhoneで設定される値に置換する登録」 を行います。 パラメータ del で起動すると、登録を解除します。 パラメータ無しで起動すると、現在の登録をデスクトップのファイルに出力します。 登録/解除のマクロ例 【参考】 このマクロを使っている処理User Agentヘッダ値の制御 View部トップメニューから 「PrivateProxy」→「Webブラウザの設定」→「User-Agent値設定(User-Agent)...」 を選択すると、macroフォルダの zzSystem-replaceUserAgent.txt というマクロを起動します。 このマクロはEx:AntiAdコマンドのUser-Agent置換機能を使用して処理しています。 User-Agentヘッダ値をスマートフォン(iPhone OS5.1 など) に設定してPCのブラウザからアクセスした例 (YouTube) (毎日新聞) |
|||||||
[BACK] | |||||||
プロセルピナ |