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 readTextfileコマンド
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書式


  readTextfile: (Parameters)  

パラメータ :
dir=file= : string, 読込ファイルの指定
enc= : string, 読込ファイルのエンコード (Optional)
O:str= : string, 内容を設定する文字列変数
allow_NoFile : flag-string, ファイルが無い場合もエラーにしない (Optional)

ファイルは dir=file= で指定します。
フルパスで指定する場合は file= だけで指定します。
dir= と file= のパラメータによるファイルの指定

 

readTextfileコマンド


file= (またはfile=dir=) で指定したテキストファイルの全内容を、 O:str=で指定した文字列配列に設定します。
file=にフルパスで指定する場合は、dir=の指定は省略します。
次の2つの例は、どちらも同じファイルを指定しています。
  【例】 dir="C:\tmp" file="work.txt"
  【例】 file="C:\tmp\work.txt"

enc=を指定しない場合、ファイルの先頭行は エンコード指定行(UTF-8 など) でなければなりません。
エンコード指定行は、O:str=で指定した文字列配列には設定されません。

ファイルの先頭行がエンコード指定行でない場合、 enc=を指定しなければなりません。

allow_NoFileが指定されているときは、 file= (またはfile=dir=) で指定されているファイルが存在しない場合でもマクロをエラーにせず、 O:str=で指定した変数には空の文字列を設定します。
この指定が無いときは、ファイルが存在しないときにはマクロがエラー終了します。

 

記述例


  readTextfile:   file=str[1]   O:str=str[1]   allow_NoFile

  readTextfile:  dir=Dir.DeskTop   file="a.txt"   O:str=strl["内容"]   enc="Shift_JIS"

  readTextfile:  dir="C:\\Temp\\Work"   file="Test.txt"   O:str=str["string"]

  readTextfile:  file="C:\\Temp\\Work\\Test.txt"   O:str=strl["Test.txtの内容"]

 

サンプル


「あいうえお」と「かきくけこ」の2行を含むファイルをデスクトップに作成し、それを readTextfileコマンドで読み取り、 結果に設定(putコマンド) しています。



【コピペで確認】 上記のサンプルコードは メモ帳モードで開いたテキストフォームにコピー&ペーストして、 テストモード実行で 動作確認することができます。

ファイル先頭にエンコード指定行がある場合は、enc=の指定は省略します。
次のサンプルは、エンコード指定行を含むテキストファイル(Shift_JISエンコード)を読み込む例です。
エンコード指定行はO:str=に含まれないので、結果は上記例と同じ2行になります。



【コピペで確認】 上記のサンプルコードは メモ帳モードで開いたテキストフォームにコピー&ペーストして、 テストモード実行で 動作確認することができます。


 

テキストファイルを読み込むその他の方法


readBinfileコマンド でファイル全体をバイナリデータとして読み込んでから、 エンコードを指定して文字列に変換する方法でテキストファイルを読み込むこともできます。

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