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SiteFilter
「AntiAdサイト個別フィルタ」は、特定のサイトと強く関連付けられたAntiAdフィルタです。 このフィルタには主に、サイト構成に対応したAntiAdフィルタコマンドが記述されます。 「サイト個別フィルタ」は単一のファイルではなく、 antiAdListフォルダ にある 複数のファイルから構成されています。 これらのファイルは、「プロセルピナ」の自動アップデート機能により 最新のフィルタに更新されます。 「共通フィルタ」のように テキストフォームで編集することはありませんが、 UTF-8エンコードが処理できるテキストエディタで 直接編集することができます。 この場合、編集した「サイト個別フィルタ」が、自動アップデート機能で上書きされてしまわないように 「アップデート対象外」として登録します。 ロードのタイミング「AntiAdサイト個別フィルタ」は、フィルタが対象とするサイトに 最初にアクセスされたときに、 AntiAd機能(Windowsサービス部内) にロードされます。 どのAntiAdサイト個別フィルタがどういったタイミングでロードされたかは、 HTTPアクセス禁止ログ (アク禁ログ) で確認することができます。 例えば、 example.com.txt というサイト個別フィルタ(ファイル)は、 http://www.example.com のサイトに 最初のアクセスがあったときにロードされます。 (サイト個別フィルタとサイトの関係は、 「サイト個別フィルタのファイル名規則」 の項目を参照してください。) ロードされたサイト個別フィルタは、 一定時間後に自動的にアンロード(クリア)されます。 アンロード後に、再び対象とするサイトにアクセスがあった場合は 改めてファイルからロードされます。 例えば、aaa.example.com.txt というファイル名のサイト個別フィルタは、 www.aaa.example.com または www2.aaa.example.com といったホストにアクセスするときにロードされます。 ロードされたサイト個別フィルタは、一定時間経過後にアンロード(クリア)されますが、 それまでの間に www.aaa.example.com といったホストにアクセスしても、既に aaa.example.com.txt がロード済みなので、ロードされることはありません。 アンロード(クリア)された後に、 再び関連するURLにアクセスがあったときには、改めてファイルからロードされます。 この為、サイト個別フィルタをテキストエディタで編集しただけでは、 すぐにAntiAd機能に反映されません。 即時に反映させるには、AntiAdフィルタをリロード(Reload)する必要があります。 リロードしない場合は 「一定時間後にアンロード → ファイルから再ロード」 を待つ必要があります。 → AntiAdフィルタのReload(再読込) サイト個別フィルタのファイル名規則Webブラウザがネット上のホストにアクセスしようとしたとき、 プライベートプロキシは、 サイト個別フィルタのファイル名規則 に従って、自動的に適切なサイト個別フィルタを選択してロードします。 たとえば、 www.google.co.jp のホストなら、 google.co_jp.txt のフィルタが選ばれます。 サイト個別フィルタを自作する場合などには、この規則を考慮してファイル名を決める必要があります。 詳細については、 サイト個別フィルタのファイル名規則 を参照してください。 ファイル名規則で決定されたサイト個別フィルタから、 他のフィルタに 転送(リダイレクト) することができます。 → AntiAdフィルタのリダイレクト 自動アップデート対象外の設定とあるサイトのサイト個別フィルタを独自に編集しても、 自動アップデート機能により最新のフィルタが発見された場合、 最新のフィルタに上書き更新されてしまいます。 例えば、サーバZが A.com、B.ne.jp、C.org の3つのサイトのAntiAdフィルタを提供していて、ユーザーがそのサーバZで AntiAdサイト個別フィルタの自動更新を行っているとします。 「プロセルピナ」は、サーバZが提供するAntiAdフィルタが更新されたことを検知すると、 A.com、B.ne.jp、C.org のそれぞれのAntiAdサイト個別フィルタを最新のものに更新しますが、このとき、 B.ne.jpのサイト個別フィルタ B.ne_jp.txt を独自にカスタマイズしていたとしても、 サーバにある最新のサイト個別フィルタに置き換わってしまいます。 これを防ぐには、サイト個別フィルタと同じ antiAdListフォルダにある 00 exceptionals.txt のファイルに、自動アップデートの対象外とするフィルタを登録します。 例えば、 example.com.txt のサイト個別フィルタをアップデート対象外とするには、 example.com.txt の1行を 00 exceptionals.txt に追加します。 追加する手順の詳細は 「AntiAdサイト個別フィルタの編集手順」 を参照してください。 AntiAdサイト個別フィルタの編集手順具体的な手順については 「AntiAdサイト個別フィルタの編集手順」 を参照してください。 作成したAntiAdサイト個別フィルタの配布独自に編集・改変した「プロセルピナ」のAntiAdフィルタ、 新規に作成した「プロセルピナ」のAntiAdフィルタ の公開・配布は自由です。 配布したAntiAdフィルタが自動的に更新されるように、 自動更新機能(Live Update) または OnLoad.Updateコマンド を使用することをおすすめします。 【check!】 OnLoad.Updateコマンド を利用した方が、より簡単に配布を行うことができます。 AntiAd関連ページ・ HTTPアクセスログ ・ HTTPアクセス禁止ログ (アク禁ログ) ・ HTTP応答キャプチャ (Reply Capture) ・ HTTPホストアクセスリスト ・ AntiAd個別フィルタの動作を調べる方法 |
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